【アメリカ】中国の南沙諸島『人工島』撮影に成功!?
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最終更新日:2015/05/26
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アメリカ海軍の偵察機が人工島の撮影に成功
中国が南沙諸島で建設を進めている『人工島』の空撮に成功した。
空撮に成功
米偵察機が捉えた中国が南シナ海の南沙諸島で建設を進めている人工島の空撮映像。20日撮影。同機はフィリピンのクラーク空軍基地から飛び立った。
次の段階は・・・
米国防総省は21日、中国が南シナ海で建設を進めている人工島をめぐり、米軍機・艦船は今のところ中国が領有権を主張する島の12カイリ(約22キロ)以内には進入していないが、「次の段階」では係争海域に進入する可能性があると警告した。国際法は、海岸線から12カイリ以内を領空・領海と定めている。
米偵察機が撮影、中国が南沙諸島で建設中の人工島 US plane observes from Chinese ‘islands’
<via AFP>
南沙諸島は・・・
最大でも0.43平方kmしかなく、本来ほとんどの島は一般の人が普通に居住できる環境ではない。しかし、広大な排他的経済水域(EEZ)の海洋・海底資源が見込めるほか軍事的要衝でもあるため、中華人民共和国、中華民国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領有権を主張しており、現在、ブルネイを除く5カ国(中華民国を含む)が島や環礁などを実効支配している。多くの主要な島は軍隊や警備隊が常駐している。
近年の問題
2011年2月末から5回以上にわたり、中華人民共和国探査船がフィリピンが主張する領海内において探査活動をくり返し、5月には無断でブイや杭などを設置した。フィリピンのアキノ大統領はこれを領海侵犯とし、同年6月国連に提訴した。
<via Wikipedia>